広島、25年ぶりVへ本気の“大型補強” 強力助っ人&球場テーマパーク

[ 2016年7月18日 09:00 ]

マツダスタジアムのお化け屋敷「ざくろ女の家」

 セ・リーグ首位を快走するチーム状況にあっても、広島は手を緩めることはない。6月下旬にセットアッパー候補のスティーブ・デラバー投手(32=レッズ3A)と契約。2013年にメジャーリーグのオールスターゲームにも出場したほどの実力者の獲得に、25年ぶりリーグVに向けたフロントの本気具合を感じる。

 今夏の“大型補強”はそれだけにとどまらない。マツダスタジアムのバックスクリーン裏広場に「カープ スノーパーク」が7月12日にオープン。ひんやりとしたドーム内に約30センチの人工雪を積もらせたものだ。記者は近隣の保育園児が招待された11日のプレオープンを取材。滑り台も設置されており、子どもたちがキャッキャッと歓声を上げながら夢中になって遊ぶ姿が印象的だった。黒田博樹投手をモチーフにした雪だるま「くろだるま」などもあり、見るだけでも価値ありだ。

 保育園児が遊ぶ姿を視察した球団幹部も「喜んどったのう。心が和んだね」と笑顔。「ゲームもそうだけど、球場に対する満足度を高めればリピーターも増える。夏なのに雪を触ったというのは思い出に残ると思う。球場というところは楽しいところなんだと思ってもらいたい」と話していた。若年層の野球人口減少が進む中、少しでも野球に興味を持つきっかけづくりにも一役買っていると思う。

 今年はほかにも球場内施設に変革が加えられた。4月に屋内練習場デッキにお化け屋敷「ざくろ女の家」が開設された。入場者数は約3カ月で1万5000人を数え、7月16日には「怖さが2倍」と銘打ってリニューアルオープン。球場のテーマパーク化が推し進められている。

 「ざくろ女の家」は9月8日、スノーパークは8月21日まで。優勝へとひた走る熱気ムンムンの試合内容に加え、それとは正反対の冷涼感が味わえるマツダスタジアム。野球にそこまで関心がない人にも、ぜひ足を運んでみてほしい。 (記者コラム・柳澤 元紀)

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