【大阪】PL学園“最後の夏”初戦で散る…一時は逆転も1点差で涙

[ 2016年7月15日 16:37 ]

<東大阪大柏原・PL学園>最後の夏を終え、号泣するPL学園・梅田主将

第98回全国高校野球選手権大阪大会2回戦 PL学園6―7東大阪大柏原

(7月15日 花園)
 今夏限りで休部となる名門・PL学園が15日、初戦の2回戦で東大阪大柏原と対戦。4―5の7回に3番・藤村が逆転2点本塁打を放って試合をひっくり返したが、7回に同点とされると8回に勝ち越し点を許して6―7で敗れ、名門の“最後の夏”は1勝もできないまま幕を閉じた。

 11年夏の代表校の東大阪大柏原を相手に、PL学園は初回2死満塁から6番・安達の右前適時打で幸先良く2点を先制。しかしその裏に早くも同点に追いつかれると、2回には先発の藤村が2死満塁のピンチを招いて降板。捕手から2番手でマウンドに上がった梅田が2点適時打を浴びるなど3点を失い、2―5と勝ち越しを許した。

 その後、梅田が走者を出しながらも無失点でしのぐと、6回に1死一、二塁から7番・水上が適時二塁打を放って2者が生還し、4―5と1点差に迫る。7回には1死二塁から藤村が左翼席へ2ランを叩き込んで6―5と試合をひっくり返し、“逆転のPL”の伝統を見せつけた。

 しかしその裏に同点とされると、8回には1死満塁から中前適時打を浴びて6―7と再び追う展開に。反撃を期した9回は三者凡退に終わり、1点差で涙をのんだ。

 春夏通算で甲子園に37回出場し、計7度の優勝を誇るPL学園だったが09年夏を最後に全国の舞台から遠ざかり、13年3月には部内暴力事件が発覚。本格的な野球経験のない校長が監督を兼任する異例の事態となり、翌春から2年連続で新入部員の受け入れを停止した。

 “最後のシーズン”となった今年度は3年生部員12人で臨んだが、春季大阪大会は初戦の2回戦で太成学院大高に2―9の8回コールド負け。この日は吉村禎章氏(53)、宮本慎也氏(45)らOBが応援に駆け付け、後輩たちにエールを送った。

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