アリエッタ 初選出のオールスター戦に登板せず あの代理人が明かす

[ 2016年7月12日 16:00 ]

カブスのジェーク・アリエッタ投手 (AP)

 米国のスポーツ専門局ESPNは11日、カブスのジェーク・アリエッタ投手(30)が12日(日本時間13日)に行われるオールスター戦に登板しない予定であると報じた。

 これは2007年にレッドソックスと契約した松坂大輔投手(現ソフトバンク)らの代理人を務めたスコット・ボラス氏がメディアに明かしたもの。アリエッタ本人も同日に「ボラス氏と少しもめたが、良いオールスター休暇になりそうだね」と自身の代理人が語った通りであることを認めている。

 アリエッタは今季、ここまで18試合に登板して12勝4敗、防御率2・68と好成績を残し、4月21日のレッズ戦では2年連続で無安打無得点試合を達成。メジャー7年目にして初のオールスター戦選出となったが、カブスのエース右腕が全米注目の一戦でマウンドに姿を現すことはなさそうだ。

 ナ・リーグの指揮を取るメッツのコリンズ監督はジャイアンツのクエトを先発投手に指名。自分こそがその座に相応しいと考たくもなるが、「別にガッカリはしなかったよ」とアリエッタ。「現実を受け止めているよ。ここ3試合の登板はひどかったからね」と続け、潔い態度を示した。

 その本人が「ひどい」と表現した3試合を見てみると、6月27日のレッズ戦では白星こそ手にしたが、5回4安打5失点とらしくない内容。7月に入ってからは2連敗で、2日のメッツ戦は5回1/3を投げて8安打4失点。さらに、8日のパイレーツ戦でも6回9安打6失点と打ち込まれている。

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2016年7月12日のニュース