東京五輪中は公式戦中断へ プロ野球「全面協力する」

[ 2016年7月4日 20:04 ]

 日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団は4日、東京都内でプロ野球実行委員会を開き、2020年東京五輪の大会期間中に公式戦を中断する方針を固めた。五輪中の大規模なペナントレース中断は初めてで、11日のオーナー会議で正式決定される見通し。

 東京五輪では追加種目で野球・ソフトボールの実施が有力視される。8月の国際オリンピック委員会(IOC)総会での採決を前にシーズン中断の方針を打ち出すことで、野球界としての五輪への協力姿勢をアピールする形となった。熊崎勝彦コミッショナーは「五輪期間中に全面的な協力を行うのは一貫した姿勢。公式戦は休止する方向でまとまった」と話した。

 東京五輪は7月24日から8月9日まで開催される。NPBと各球団は、開幕の前倒しやクライマックスシリーズと日本シリーズの間隔を詰めるなどの対応策を検討している。

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2016年7月4日のニュース