イチも拍手!野手使い切ったマーリンズ、代打起用の投手が延長決着打

[ 2016年7月2日 12:37 ]

延長12回、代打で起用され、勝ち越しの2点適時二塁打を放ったフェルナンデス(AP)

ナ・リーグ マーリンズ7―5ブレーブス

(7月1日 アトランタ)
 マーリンズは1日(日本時間2日)、アトランタでブレーブスと対戦し、5―5で迎えた延長12回に代打で起用された投手のホセ・フェルナンデスが2点適時二塁打をマークして死闘に決着。7―5で勝利を収め、連敗を3でストップした。

 マーリンズは5―4で迎えた9回、守護神ラモスが同点ソロ本塁打を浴びて追いつかれ、5―5で延長戦に突入。12回にロハスの安打と四球で2死一、二塁のチャンスを築くと、野手を使い切ったドン・マッティングリーは投手ウィットグレンの代打として、翌2日に先発予定のフェルナンデスを送った。

 右腕は1ボール1ストライクからの3球目を捉え、左中間を真っ二つに破る2点適時二塁打。指揮官の采配が的中して勝ち越しに成功すると、ベンチで見守ったイチローも笑顔で拍手を送った。

 イチローは5―4の8回2死二塁に代打で出場。四球を選んで2死一、二塁とチャンスを広げたが、後続が凡退した。メジャー通算3000安打までは残り12本のまま。

続きを表示

この記事のフォト

2016年7月2日のニュース