ビシエド16戦ぶり一発&4打点 谷繁監督「トンネル抜け出した」

[ 2016年7月1日 21:55 ]

<中・神>6回無死一・二塁、ビシエドは左越えに17号3ランを放つ

セ・リーグ 中日7―2阪神

(7月1日 ナゴヤD)
 中日のビシエドが6月9日以来となる16試合ぶりの本塁打を含む2安打4打点を挙げ、快勝に大きく貢献した。

 6回に平田の右前適時打で1点を先制し、なおも無死一、二塁で甘く入った藤浪の変化球を強烈なライナーで左翼席3ラン。さらに、7回には右中間へタイムリー二塁打を放った。

 開幕から4番に座り続けているビシエド。阪神との開幕カードで3戦連続本塁打と華々しいデビューを飾ったが、6月9日を最後に一発が出ていなかった。それだけに「長い間打てなくて苦しんだ。本当にうれしい」とビシエド。「あきらめずに毎日練習をして向かうことが大事。今日はとても良い日」と続けた。

 この日の試合前には打撃指導に乗り出していた谷繁監督も「やっと長いトンネルから抜け出した当たりを打ってくれた。トンネルをずーーっと通っている感じだった。久々にビシエドの打撃を見たなと思った」と主砲の復活を喜んでいた。

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