DeNA4位転落 Wエラーで2失点…満塁で嶺井死球は取り消され

[ 2016年7月1日 21:53 ]

<D・広>3回表2死一、三塁から鈴木の三塁へのゴロを一塁へ悪投するエリアン。これを見てベンチに戻りかけていた井納はぼう然

セ・リーグ DeNA2―6広島

(7月1日 横浜)
 DeNAが広島に敗れ、この日勝った中日に3位の座を明け渡して4位に転落した。

 先発の井納は走者を背負いながらもしのいでいたが、3回に2死一、三塁で鈴木が三ゴロもエリアンが一塁へ悪送球し先制点を献上。さらに右翼の梶谷もホームへ悪送球する間に2点目を奪われた。痛恨のダブルエラーで2点を失い、ベンチに戻りかけた井納もぼう然とした。さらに、安部に右前タイムリーを打たれ、5回には松山と鈴木に連続被弾。5回103球を投げ11安打5失点(自責は2)で無念の降板となった。

 「追い込んでからのボールが高く、そして先頭打者を出塁させてしまい球数も多くなり、リズムに乗ることができず、野手の方々のリズムも悪くしてしまいました。カード頭で投げさせていただいているのに、早く降板することになってしまいリリーフの方々に申し訳ないです…」 と井納。ラミレス監督は「序盤の守備のミスがなければ井納は5回までいい投球をしたと思う」とかばった。

 打線も、今季得意としていたジョンソンをなかなか打てず6回まで無得点。ようやく7回に倉本、エリアンの安打と四球で無死満塁の好機を作り、代打・嶺井が一度は死球と判定も、肘を出したとして取り消され三ゴロに。続く代打・関根が左前へ2点タイムリーを放ったが、桑原は併殺に倒れ2点止まり。指揮官は「ワンチャンスしかなかった。あしたへ気持ちを切り替えてやるしかない」と語った。

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