内川3回V撃!ソフト2日にも最速マジック点灯

[ 2016年7月1日 05:30 ]

<ソ・ロ>3回2死二塁、右前適時打を放つ内川

パ・リーグ ソフトバンク2-1ロッテ

(6月30日 ヤフオクD)
 詰まりながらも右前へしぶとく運んだ。ソフトバンク・内川が1―1の3回2死二塁で勝ち越し打。初回には同点二塁打を放ち、2打席連続の適時打と勝負強さを発揮した。5点差を逆転した前夜も4安打の活躍。工藤監督は「昨日に引き続きスーパーウッチーが出てくれた。チャンスで必ず打ってくれるので頼もしい」と称賛した。

 初回の二塁打は史上67人目の300二塁打だった。内川は「ここが目標ではないので、正直に言うと何とも思わないですね」とクールに振る舞ったが、手応えは十分だった。前日の練習中に「これかな」ときっかけを見つけたという。「頭の先から足先まで神経を張り巡らせ、足の裏に意識を持っていった」。一本足で立つ右足の重心の位置を探り、土踏まずの前方内側に落ち着いた。8回にも二塁打を放ち、3安打。自信はさらに深まった。

 チームはヤフオクドーム9連勝で11カード連続負け越しなし。貯金は今季最多の29だ。2位ロッテとのゲーム差も今季最大の8・5に開き、2日にもリーグ3連覇に向けたマジックナンバーが点灯する。内川は「このいい流れを7月にもつなげていきたい」と力強く語った。

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2016年7月1日のニュース