イチロー“ライス超え”歴代30位に淡々「そうですか」

[ 2016年6月29日 12:14 ]

タイガース戦の8回、中前打を放つマーリンズのイチロー。メジャー通算2986安打とし、単独30位に浮上した

インターリーグ マーリンズ5―7タイガース

(6月28日 デトロイト)
 マーリンズのイチロー外野手(42)は28日(日本時間29日)、デトロイトで行われたタイガース戦に「1番・右翼」で出場し、マルチ安打をマークしてメジャー通算2986安打とし、サム・ライスを抜いて歴代30位に浮上した。

 イチローは6回1死一塁、先発右腕ペルフリーの初球を右前へ運び、この日4打席目で初ヒット。これでライスに並ぶと、8回無死一塁ではフルカウントから4番手グリーンの低めの変化球を捉えて中前打とし、今季15度目のマルチ安打を記録した。

 ライスは1910~30年代に活躍した外野手で、息が長く44歳のシーズンまでプレーした。試合後に“ライス超え”について問われたイチローは、短く「そうですか」。2安打目を放ったグリーンはヤンキース時代の同僚だったが、「全然分かんないです。やったことないから。後ろからしか見たことない」と淡々と話していた。

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