イチロー、マルチでメジャー通算2986安打 歴代30位に

[ 2016年6月29日 10:52 ]

タイガース戦の6回、右前打を放ち一塁へ向かうマーリンズのイチロー。メジャー通算2985安打とし、歴代30位のサム・ライスに並んだ

インターリーグ マーリンズ5―7タイガース

(6月28日 デトロイト)
 マーリンズのイチロー外野手(42)は28日(日本時間29日)、デトロイトで行われたタイガース戦に「1番・右翼」で3試合連続先発出場。6回に右前打、8回に中前打を放ってメジャー通算2986安打とし、20世紀初頭に活躍したサム・ライスを抜いて歴代30位に浮上した。節目の3000安打までは残り14本。

 イチローは初回、タイガースの右腕ペルフリーを相手に、追い込まれてからの7球目を詰まらせて三飛で凡退。2回はスタントンの2点本塁打で2点を先制した後の2死二、三塁で打席に立ったが、一ゴロに終わった。4回は四球。

 マーリンズは5回、先発コンリーが2本塁打を浴びて3―5と逆転を許すと、リリーフのウィットグレンも2点本塁打を浴びて計7点を失い、一気に4点のビハインド。イチローは直後の6回、1死一塁から初球を捉えて右前に抜ける安打を放って一、二塁とチャンスを広げ、イエリッチの適時打につなげた。

 4―7の8回無死一塁では4番手グリーンから中前打をマーク。4打数2安打1四球で、打率・340となった。マーリンズは続くプラードの犠飛で1点を返したが届かず、5―7で敗れて連勝は2でストップした。

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