ヤクルト　積極采配実らず、救援陣はオンドル欠くも無失点リレー

セ・リーグ ヤクルト２―３広島

（6月28日 三次）
　ヤクルトは真中監督が積極的に動いたものの一歩及ばなかった。２点を追う５回は４回３失点の山中に早くも代打を起用。８回は先頭の捕手中村に代打を出して勝負に出たが、広島のリリーフ陣に封じられ、指揮官は「なかなか攻め込めなかった」と悔しがった。

　一方で、救援陣は自宅謹慎中の守護神オンドルセクを欠く中、５回から４人が無失点リレー。高津投手コーチは「こういう使い方ができれば（接戦のまま）引っ張る試合ができる」と手応えを強調した。