ヤンキース　あと３人から降雨中断…結局逆転負け、終了は午前２時44分

＜ヤンキース・レンジャーズ＞降雨のため中断、グラウンドにシートを敷く係員（ＡＰ）

　あと３人から…。２７日（日本時間２８日）のヤンキース―レンジャーズ戦が、降雨により超ロングゲームとなった。

　プレーボールも雨により２１分遅れの午後７時２６分。試合中も断続的に降り続いていた。ヤ軍は５―４と１点リードの７回からベタンセス―ミラー―チャプマンの救援３本柱を投入。両軍が１点ずつ奪い、６―５で迎えた９回に雨脚が強くなり、守護神チャプマンが先頭打者に四球を与えたところで中断した。

　この時、午後１０時４０分。日付が変わり、３時間３５分後の午前２時１５分に無死一塁から再開すると、チャプマンに代わって登板した６番手のイエイツが大誤算だった。秋信守（チュシンス）を三振に仕留めて２死としたが、３死球と２適時打を許した。この回ヤ軍は４失点。９回裏は無得点に終わり、疲労に追い打ちをかける痛い逆転負けとなった。試合の終了時間は午前２時４４分だった。

　逆にア・リーグ最高勝率で快走するレ軍は、両軍ファンも残り残り１００人弱になった中でも持ち前の終盤の粘りを発揮。前ヤクルトのバーネットが勝利投手となった。右肩の違和感により故障者リスト入りしているダルビッシュも、ベンチから興奮気味に声援を送っていた。