Aロッド 2試合連続スタメン落ち 指揮官はある数字に注目

[ 2016年6月28日 12:24 ]

<ヤンキース・レンジャーズ>ベンチで声を出すヤンキースのロドリゲス (AP)

ア・リーグ ヤンキース6―5レンジャーズ

(6月27日 ニューヨーク)
 ヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手(40)が27日のレンジャーズ戦で先発を外れ、前日のツインズ戦から2試合連続でベンチスタートとなった。

 ロドリゲスは今季、ここまで44試合に出場して打率2割2分3厘、8本塁打、26打点とやや物足りない成績。本人も「良いとは言えない」と思ったような打撃ができていないことを認めている。

 しかし、ジラルディ監督が着目しているのは、出塁率と長打率を足し合わせた値のOPS。ロドリゲスの今季のOPSは、対左投手では8割3分7厘と高い数字を示すが、対右投手では5割8分4厘と極端に悪い。ここ2試合、相手の先発は右投手であるため、指揮官も苦渋の決断を下したという訳だ。

 右投手に対して結果を残せていないことがスタメン落ちの理由。これを知ったロドリゲスは「少し驚いたね」と複雑な表情を浮べたが、直後には「このままで終ることはない」と巻き返しを誓っていた。28日のレンジャーズの先発は左腕のハメルズ。ジラルディ監督はロドリゲスのスタメン復帰をすでに明言しており、まずはここでしっかりとアピールしたいところだ。

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2016年6月28日のニュース