震災後初のシード エース千田「今年こそ、という気持ち」

[ 2016年6月28日 05:30 ]

練習試合で先発するエース千田

復興へのプレーボール 陸前高田市・高田高校野球部の1年

 東日本大震災後初のシード権獲得となった今夏の岩手大会は初戦で水沢農(7月12日、花巻)と対戦する。

 伊藤智也主将(3年)は「守りからリズムをつくって一戦一戦勝ち上がっていきたい」と上昇気配のチーム状態に自信。エース右腕の千田雄大(同)も「今年こそ、という気持ちはとても強い」と気合十分だ。26日は宮城・松島と大船渡市内で練習試合を行い、1勝1敗と順調な仕上がりぶり。5月の春季岩手大会で8強入り。準々決勝で花巻東に4―9で敗れたものの中盤まで互角の戦いを見せただけに、伊藤貴樹監督(35)も「試合中にバタバタすることがなくなってきた」と手応えを感じているようだった。

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2016年6月28日のニュース