侍ジャパン女子代表候補、ナックル姫2回1失点 強化試合敗れる

[ 2016年6月25日 20:14 ]

<前橋シニア・侍ジャパン女子代表候補>6回から4番手で登板した吉田

 大会5連覇を目指す「第7回WBSC女子野球ワールドカップ」(9月3日開幕、韓国)に出場する侍ジャパン女子代表候補は新潟合宿初日の25日、新潟市の白根野球場で前橋シニアと強化試合を行い1―2で敗れた。

 「ナックル姫」こと吉田えり投手(BC石川)は、6回から4番手で登板して2イニングを1安打1失点。6回は無失点に抑えたが、1―1の7回、先頭打者に左越え二塁打を打たれ、犠打で1死三塁のピンチを招く。代打・北爪は右翼手の好判断で「ライトゴロ」に打ち取ったが、その間に三塁走者が生還し、決勝点を許した。

 今季、BC石川では1イニング程度の登板がほとんどで、2イニングを投げたのは「なかなかない」という吉田は「2イニング目はコースや高さが、最初のイニングに比べて少し甘いところにいってしまった。イニングを重ねても、最初のイニングと同じ気持ちで向かっていくのが大事だと思った」と反省。全21球中、代名詞のナックルは1球しか投じなかったが「捕手と“(ナックルを)もっと使っていいんじゃないか”という話になったので、捕手と話して良い(投球の)組み立てをしていけたら」と話した。

 今回の代表合宿はプロ5人を含む28人が参加。今合宿後、最終メンバーと同数の20人に絞り込まれ、沖縄合宿(7月8~10日)でワールドカップ本大会に向けて総仕上げを行う。

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2016年6月25日のニュース