マー君、6回3失点でメジャー30勝 最強トリオ完璧救援 ヤ軍5割復帰

[ 2016年6月25日 11:07 ]

ツインズ戦で先発したヤンキース・田中(AP)

ア・リーグ ヤンキース5―3ツインズ

(6月24日 ニューヨーク)
 ヤンキースの田中将大投手(27)は24日(日本時間25日)、ニューヨークでのツインズ戦に先発し、6回7安打3失点、7三振2四球で今季5勝目(2敗)を挙げた。メジャー通算では30勝に到達。チームは5―3で勝ち、勝率を5割に戻した。

 17日に8回1失点で4勝目を挙げた相手との再戦。田中は初回は11球で三者凡退に抑えると、2回は先頭打者のドジャーに左二塁打を許したが、後続を抑えて無失点で切り抜けた。

 しかし3回、下位打線のスズキとバクストンに連打を浴びて無死二、三塁のピンチを招き、ヌネスにスライダーを中前に運ばれて3連打で2点の先行を許す。1死から四球を与えて1死一、二塁としたが、4、5番をスプリットで連続空振り三振に斬って追加点は許さなかった。

 田中は2―2の同点で迎えた4回もピリッとせず、四球とスズキの左二塁打で1死二、三塁から内野ゴロの間に勝ち越しを献上。それでも味方打線が4―3と逆転すると、5、6回は安打を許しながらも無失点で終え、6回95球を投げ終えて4―3とリードした場面でマウンドを降りた。

 ヤンキースは8回にヒックスのソロ本塁打でリードを2点に広げると、最強救援トリオのベタンセス、ミラー、チャプマンで7回以降はツインズ打線を完璧に抑えて5―3で2連勝を飾った。

 ▼田中の話 何とか我慢しながら粘っていけた。決していい投球ではなかったが、打線に助けられた。

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