菅野自己ワースト9失点 今季初バッテリーの相川反省「捕手の責任」

[ 2016年6月25日 06:30 ]

<D・巨>3回1死満塁、菅野は桑原に本塁打を打たれる

セ・リーグ 巨人6-12DeNA

(6月24日 横浜)
 巨人・菅野がプロ入り後初めて満塁本塁打を浴びるなど、自己ワーストの9失点で2回1/3KO。試合前の時点で0・88だった防御率は1・64まで悪化し、プロ初となる3連敗で4敗目を喫した。

 「反省すべきところはしっかり反省して、現実を受け止めたい」。相手の積極攻撃に対し、修正を図る前に捉えられた。初回に5球で先制され、2回は不運な内野安打も含め3連打などで3失点。3回は4連打の後、2安打されていた桑原に「ちょっとムキになってしまった」と初球、真ん中の直球で満塁弾を浴びて52球で降板した。小林誠の故障離脱で、今季14試合目で初めてバッテリーを組んだ相川は「あれだけ能力の高い投手。その中での9失点は捕手の責任」。チームとしても今季ワーストの12失点となったが、高橋監督は「これまでの結果、内容からしたら、1回や2回、こういう時もあるんじゃないですか」とかばった。

 「悪いなりにという投球が今年はあまりできていない。調子が悪いということが少なかったので」と菅野。開幕から圧倒的な投球を見せていたからこその「落とし穴」にはまった。(春川 英樹)

続きを表示

2016年6月25日のニュース