おかわり、牧田に続き…雄星 右脇腹痛で抹消「全力で投げたら…」

[ 2016年6月24日 05:30 ]

 西武の菊池雄星投手(25)が23日、右脇腹痛のため出場選手登録を外れた。西武プリンスドームのブルペンで投球練習を行い、4、5球投げたところで中止。

 「遠投では全く違和感はなかったんですけど、(ブルペンで)全力で投げたら痛みを感じた」と話した。

 14日の広島戦(マツダ)で2度、背中がつったような感覚に襲われたという。この試合では自己最速タイの157キロを計測するなど7回120球を投じたが、その後は異常がなかった。潮崎ヘッド兼投手コーチは「大事を取ってローテーションを1回外す」と説明。菊池も「休めば大丈夫だと思う。最短(10日間)で戻ってきたい」と軽症を強調し、病院には行かず回復を待つ。

 とはいえ、リーグ戦再開を翌日に控え、開幕から唯一ローテーションを守ってきた先発の軸が離脱するアクシデント。エース岸が右股関節痛から復帰したばかりだが、16日に4番・中村が左股関節痛、中継ぎエース・牧田が右膝痛で出場選手登録を抹消されており、トリプルパンチとなった。 (重光 晋太郎)

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2016年6月24日のニュース