阪神 福留、日米2000安打へ自然体 金本監督は巻き返し意欲

[ 2016年6月23日 18:25 ]

阪神・福留は打撃練習の合間に笑顔

 偉業達成を目前に控えても、阪神の福留は淡々と目の前の一戦を見据える。日米通算2千安打にあと2本と迫る中「チームが勝つことが第一。自分のできることをその場その場でやっていけたらいい」と首位広島と敵地での3連戦へ、自然体を強調した。

 23日は2日間の休養を経て、甲子園で全体練習。打撃練習などで汗を流し「悪くない状態。2日間空いたことによって、いい気分転換になった」と万全の状態で、同一リーグ内の対戦再開を迎える。

 チームは借金4の4位。広島とのゲーム差は7・5まで開いているが、金本監督は「まだまだいくらでも取り返せる」と話す。「超変革」を掲げて若手を積極的に起用する一方で「育成メインとは思っていない。育成しながら勝っていく。勝ち負けにもこだわっているし、Bクラスでいいとか、これっぽっちも思っていない。一番上しか狙っていない」と巻き返しへ意欲十分だった。

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2016年6月23日のニュース