【西東京】早実・清宮 高校通算50号 清原、松井、中田を上回るペース

[ 2016年6月19日 05:30 ]

<木本・早実>初回無死一、二塁、右越え3ランを放つ早実・清宮

くまのベースボールフェスタ 早実3―0木本、早実7―10紀南

(6月18日 くまのスタジアム)
 第98回全国高校野球選手権大会(8月7日から15日間、甲子園)の東西東京、島根、山口、鹿児島大会の組み合わせが18日、決まった。ノーシードから西東京大会連覇を狙う早実は、初戦となる2回戦で啓明学園と対戦。清宮幸太郎内野手(2年)は同日、三重県熊野市で行われた「くまのベースボールフェスタ」に参加し、木本(三重)戦の初回に高校通算50号となる右越え3ランを放った。また、沖縄大会が全国のトップを切って開幕し、2年ぶりの甲子園を目指す沖縄尚学が逆転勝ちで2回戦へ進出した。

 高々と上がった打球が、右翼ポール際の芝生席に飛び込んだ。ダブルヘッダーの第1試合、木本戦の初回無死一、二塁。清宮が高校通算本塁打を、50号に乗せた。

 「今日はたまたま50本。数字だけ聞くと多いと思うし悪いことではないが、これからもチームのためにやっていきたい」。高校時代の清原、松井、中田らを上回るハイペースで量産しながら、記録には無関心を貫いた。

 高校1号を放ってから1年2カ月。「1号の映像をよく見ますけど、よくあれで打てたなと思う。突っ込んでいるし(フォームは)ひどい」と振り返る。2度目の夏を前に、すり足でタイミングを計り、西武・秋山のようにバットを寝かせてから強振するスタイルになった。節目の一発は「回転がかかってうまく伸びた」と成長を実感した。

 三重には中学1年時に旅行で訪れ、伊勢神宮や熊野古道などパワースポットで力をもらい、東京北砂リトルで世界一になった。2試合で7打数3安打。「何かの縁なのかもしれない」と、思い出の地で再び勝負運を高めた。

 チームは昨秋、今春は2回戦敗退。ノーシードから2年連続の頂点に立つには7勝が必要だ。昨年よりも1試合増えるが「今の代は公式戦の経験が少ないので、(試合数が増えることは)マイナスとは思っていない」と強調した。

 昨夏に同じ高校日本代表だった楽天・オコエが、この日プロ1号を放った。試合の合間に結果をチェックし「ちょっと離されたなと」とちゃめっ気たっぷりに喜んだ。2度目の聖地へ、気負いはない。 (川島 毅洋)

 ▽練習試合 (18日 くまのスタジアム)
木 本 000 000 000―0
早 実 300 000 00X―3

紀 南 000 017 2―10
早 実 401 200 0―7
※特別ルール

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