巨人・菅野 6回2失点でも勝てず…3敗目 オーナーも貧打嘆く

[ 2016年6月18日 05:30 ]

<巨・ロ>4回1死、ナバーロに同点ソロを浴びる菅野

交流戦 巨人1―5ロッテ

(6月17日 東京D)
 静かに試合を振り返った。巨人・菅野が6回2失点で3敗目。今季最短降板、今季初の連敗を喫したが、失点はナバーロと角中に浴びたソロ2本のみだった。

 「悲観するような内容ではなかった。チームが負けたのは申し訳ないですけど。2点で収まったのはプラスに考える」と冷静だった。

 初回、先頭の細谷に9球ファウルで粘られ、空振り三振に仕留めるまで12球を要した。3者凡退の立ち上がりだったが22球を投げ、6回までに127球。今季最多の129球にあと2球だった。相手打線について「カットはしにきてないと思う。前に飛んでないだけで。逆方向を意識していると思った」と分析した。

 防御率はリーグトップの0・88だが、いまだ5勝。2失点完投で敗れた10日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)に続き、この日も1点と援護なし。試合前にチームの現状を高橋監督と話し合ったという老川祥一オーナーは試合後「相変わらずの貧打。大変ぶざまな結果で終わって残念」と嘆いた。菅野は「自分としては、ここが踏ん張りどころだと思う」と話し、球場を後にした。(神田 佑)

 ▼巨人・高橋監督(菅野の)また援護できなかった。たぶん(調子は)悪かったんだと思いますけど、そういう中で頑張っていた。

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2016年6月18日のニュース