東大・宮台 自己最速2キロ更新148キロ 大学日本代表選考合宿

[ 2016年6月18日 05:30 ]

自己最速の148キロをマークした東大・宮台

紅白戦 紅組6―3白組

(6月17日 バッティングパレス相石スタジアムひらつか)
 第40回日米大学野球選手権(7月12日開幕、神宮ほか)に臨む侍ジャパン大学日本代表候補の選考合宿が17日、神奈川県平塚市で始まった。

 東大史上2人目の代表入りを目指すエース左腕・宮台康平投手(3年)は紅白戦の白組で先発し、2回を3安打1失点。「調子は悪くなかったが、結果が求められるので緊張した」と振り返った。

 今春リーグ戦中に左肩を痛めたが万全を強調。日米12球団50人のスカウトが見守る中、初回に自己最速を2キロ更新する148キロを計測し「球は走っていた」。来秋ドラフトでのリストアップを検討するロッテの永野吉成チーフスカウトは「あれだけ角度があって腕が振れれば十分」と評価した。その一方で、2回1死一、二塁から今秋ドラフト上位候補の白鴎大・大山に中越え二塁打を浴び、さらに暴投で失点。「簡単にはじき返された」と全国レベルも実感した。

 横井人輝監督は「球速があるし、貴重な戦力」と話した。合宿は19日まで。宮台は「1日で終わるのはもったいない。 体の状態次第だが、いけそうなら投げたい」と、最終日の「追試」に意欲を見せた。 (松井 いつき)

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2016年6月18日のニュース