阪神 福留サヨナラ打!クロスプレービデオ判定もセーフでホッ

[ 2016年6月17日 22:02 ]

<神・ソ>9回2死二塁、福留の左前打で俊介(左)が生還し、サヨナラ勝ち

交流戦 阪神3―2ソフトバンク

(6月17日 甲子園)
 阪神は福留の一打でサヨナラ勝ち。セーフと判定されたホームのクロスプレーがビデオ判定となったが、覆らなかった。

 2―2の同点で迎えた9回2死から北條が右前打で出塁し、代走の俊介が二盗に成功。福留が左前へ流し打つと、前進守備をものともせず俊介が本塁へ突入した。送球がやや三塁側にそれ、ホームインが早いかタッチが早いか微妙なタイミングとなったが、審判の判定はセーフ。ソフトバンクの工藤監督は即座にビデオ判定を要求した。

 リプレーを検証した結果、コリジョンルールには該当せず、判定通りセーフ。サヨナラ勝ちが決まり甲子園は大歓声に包まれた。

 ヒーローとなった福留は「俊介に足が遅いと言っておきました」と冗談めかしてビデオ判定を待つ間の思いを告白。セーフになっての心境を問われると一転、「俊介がよく走ってくれました」と足でサヨナラ勝ちを演出した後輩を称えた。

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2016年6月17日のニュース