西武 タイムリー欠乏症 嘆く田辺監督「“珍現象”だよ」

[ 2016年6月17日 21:57 ]

ベンチの田辺監督

セパ交流戦 西武1―5ヤクルト

(6月17日 神宮)
 西武は17日のヤクルト戦(神宮)に1―5で敗れ、今季3度目となる4連敗を喫した。先発は右内転筋痛からの復帰戦となったエース岸。4月24日の楽天戦(西武プリンス)以来となる1軍のマウンドだったが、6回7安打3失点の粘投で試合をつくった。

 打線がエースを援護できなかった。相手を2本上回る10安打を放ちながら、4回の坂田の適時二塁打で奪った1得点に終わった。これには田辺監督も「チャンスで1本が出ない。安打10本で1点しか入らないのは“珍現象”だよ」と、タイムリー欠乏症を嘆いた。16日の広島戦(マツダ)も相手よりも15残塁で零封負けを喫しており、指揮官は「今は我慢。我慢しましょう」と険しい表情だった。

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2016年6月17日のニュース