ロッテ G倒で今季最多6連勝&貯金12 涌井1年2カ月ぶり完投勝利

[ 2016年6月17日 21:28 ]

完投勝利をマークしたロッテ先発の涌井

交流戦 ロッテ4―1巨人

(6月17日 東京D)
 ロッテが2本のソロ本塁打などで巨人に逆転勝ちを収め、ともに今季最多となる6連勝で貯金12とした。敗れた巨人は2連勝でストップ。

 ロッテの涌井、巨人の菅野と両エース右腕の投げ合い。先手を取ったのは巨人だった。2回、2死二塁からギャレットの中前適時打で巨人が先制。だが、ロッテは4回、ナバーロが1ボール2ストライクからのフォークボールを「バットの先だったけど、スタンドインには十分だった」左翼スタンドに運んで同点に追いつくと、6回には先頭打者の角中が初球を叩いて逆転の左越え3号ソロ。

 巨人の投手が2番手・宮国に代わった7回には2死三塁からデスパイネの左前適時打でロッテが貴重な追加点を入れ、9回にはさらにデスパイネの左犠飛や押し出し四球で2点。このリードを涌井が9回4安打1失点完投で守り切った。3連敗中だった涌井は3回以降は二塁も踏ませず、6回以降は1人の走者も出さない好投で、4月29日の日本ハム戦以来7試合ぶりの勝利で今季6勝目。完投勝利は昨年4月4日の楽天戦以来1年2カ月ぶりとなった。

続きを表示

2016年6月17日のニュース