中日ドラ1小笠原 また勝てず初黒星「粘れていない」

[ 2016年6月17日 05:30 ]

<中・ロ>5回2死一、二塁、清田に右越え二塁打を浴び、デスパイネ(左)の生還を許す小笠原

交流戦 中日1―3ロッテ

(6月16日 ナゴヤD)
 3度目の正直も叶わなかった。プロ3度目の先発マウンドとなった中日ドラフト1位の小笠原が、5回7安打3失点。103球を投じて要所で粘りを見せたが、プロ初黒星を喫した。

 「勝ちたかったですけど…。腕が振れてなかった。3点取られているようじゃ粘れていない」

 2回に田村の中犠飛で1失点、3回1死からのプロ初打席では投手への内野安打を放ったが、1―1の5回1死満塁から鈴木に左犠飛、清田に右越え二塁打され2失点した。過去2度の登板も球数100球程度を要して5回まで。登板機会がなく一度抹消されるが、谷繁監督からは「なんだかんだ試合は作っている」と及第点を与えられた。

 交流戦では12球団トップのチーム防御率2・44も、12球団ワーストの打率・204。この日も投打がかみ合わずに初の4連敗で借金も最多4。交流戦2年連続の負け越しも決まった。

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2016年6月17日のニュース