【日本球界からも賛辞の嵐】広島・黒田「僕なんかとは次元が違う」

[ 2016年6月17日 05:30 ]

<パドレス・マーリンズ>初回、先頭のイチローは捕前内野安打を放ち塁上で笑顔。日米通算でピート・ローズ氏の4256安打に並んだ

ナ・リーグ マーリンズ3―6パドレス

(6月15日 サンディエゴ)
 【日本球界からも賛辞の嵐】

 ▼熊崎勝彦コミッショナー 偉業達成おめでとう。日本人の誇りである。世界の野球界の発展のために、どんどん記録を伸ばしてほしい。

 ▼広島・黒田(ヤンキース時代に同僚)テレビで(記録達成の瞬間は)見ていました。僕なんかとは次元が違う。あまり簡単にコメントすると、イチローさんがそこまでやってきたことが軽くなってしまう。素直におめでとうございますという気持ち。チームメートになって勉強になるところはありましたし、何度か食事に誘っていただいて話をした中で、自分を奮い立たせてくれた人です。

 ▼ロッテ・伊東監督(09年WBCで総合コーチ)自分のスタイルを貫き通したところがイチローらしい。日本のスタイルが米国で通用したことを誇りに思う。WBCのとき、韓国に勝った瞬間に「騒ぐのはやめましょう」と言っていたのが彼らしいと思った。

 ▼オリックス・福良監督(現役時代に同僚)誇りに思う。彼は努力する。(オリックスに)入った時からそれは変わらない。それを続けられるのが一番の凄さ。向こう(大リーグ)に行く時に彼なら通用するかなと思った。

 ▼オリックス・星野投手コーチ(現役時代に同僚)凄いとしか言いようがない。画面を通して見ていても走攻守とも衰えがない。

 ▼オリックス・田口2軍監督(91年ドラフト同期入団)一番最初の新人合同自主トレで見た彼の走っている姿から、それまでに見たことのないようなバネを感じた。いつ自分がトレーニングをすれば一番集中できて、効率的にできるかということを新人の頃から考えていた。だから夜中にウエートしたり。オンとオフの使い分けが凄かった。

 ▼ソフトバンク・内川 尊敬しかない。誰もが憧れる存在。WBCでは日本の野球を世界一と証明するぞというのを背中で見せてもらった。

 ▼ソフトバンク・工藤監督 世界一の記録を出す人は誰よりも努力した人だと思う。高校の後輩っていうのはうれしいね。

 ▼日本ハム・栗山監督 ケガしないでやり続けることの意味。その裏にある凄さはゾッとするほど。尊敬という言葉しか思い浮かばない。

 ▼ロッテ・井口(日本球界現役最年長野手)名球会(2000安打が入会資格)に2回入ってますからね。走れているし、守備でも足が動いているのが凄い。僕より(1つ)上。僕もまだまだという気持ちになる。

 ▼ヤクルト・バレンティン(07~09年にマリナーズで同僚)毎日ケガなく、3、4本の安打も打たないと成し遂げられない記録。僕(13年に達成した日本新記録のシーズン60本塁打)より数段価値のある記録だと思う。

 ▼ヤクルト・高津投手コーチ(NPB、メジャーで対戦)打席から出る雰囲気はゴジラ(松井秀喜)とも違う。本当に投げにくい打者だった。

 ▼西武・潮崎ヘッド兼投手コーチ(現役時代に対戦)身近でプレーしていた選手が大記録を樹立して、とても誇らしい。彼と対戦できたことは孫の代まで自慢できる。

 ▼阪神・藤川 学生の頃から一番好きな選手。メンタルからすべて含めて超一流以上なんで。会って話したことがあるのが、誇りに思えるぐらい。

 ▼楽天・オコエ 小学生の時は道徳の教科書に出ていた方。凄い。言葉では表せられない。神様みたいな存在です。

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