西武 バンヘッケン5回途中KO、遠い来日初勝利「甘く入った」

[ 2016年6月16日 22:44 ]

<広・西>4回のピンチに、バンヘッケン(右から2人目)のもとに集まる西武ナイン

交流戦 西武0―6広島

(6月16日 マツダ)
 今季から西武に加入したアンディ・バンヘッケン投手(36)が、またしても来日初勝利をつかめなかった。8試合目の先発は、強い雨が降る悪条件ではあったが、3回に押し出しを含む3連続四球で1失点。4回にも1点を失うと、5回に丸とルナに連続適時打を浴びたところでKOされた。

 直球は来日最速を1キロ更新する145キロをマークしたものの、4回1/3で94球を投げて5四球。降板後は「調子自体は普通だった。直球はよかったけど、ところどころ球が甘く入って打たれてしまった」と振り返った。

 韓国プロ野球では昨季まで4年連続で2桁勝利をマークし、先発陣の柱になりうる存在として大きな期待を集めていた助っ人左腕。次回も先発として起用される見込みだが、田辺監督は「突然制球を乱すところがある。雨で不運なところもあったけど、なかなか勝ちにありつけないね」と話した。

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2016年6月16日のニュース