Aロッド イチローの偉業認めない「メジャーリーグは唯一無二」

[ 2016年6月16日 13:58 ]

ヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手 (AP)

 ヤンキースのアレックス・ロドリゲス内野手(40)が、日本のヒットキングの偉業に異を唱えている。

 マーリンズのイチロー外野手(42)は15日(日本時間16日)のパドレス戦で2安打をマーク。日米通算4257安打として、ピート・ローズの持つメジャー歴代最多安打記録を追い抜いた。しかし、米国内では日米通算の記録をどのように評価するべきか意見が割れている。

 自身の記録を破られたローズ氏は否定派の一人。「高校時代の安打までカウントしている」とイチローが日本で放った1278安打を加算することに不快感を示している。米国のヒットキングと同じ立場なのが、イチローとチームメートだったこともあるロドリゲス。

 地元紙ニューヨーク・デーリーニューズ(電子版)が15日に掲載したインタビュー記事の中で、「彼からは多くのことを学んだ」とロドリゲスはイチローに敬意を表した上で、「メジャーリーグは世界最高のリーグ」とコメント。「他のリーグには申し訳ないけれど、自分にとって、メジャーリーグというのは、唯一無二の存在なんだ」と続け、メジャーリーグと日本のプロ野球を同等に扱うことはできないと主張していた。

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