パドレス指揮官 イチロー快挙に感慨「孫子の代まで語り継ぐ」

[ 2016年6月16日 10:19 ]

パドレス戦の9回、日米通算4257安打となる右翼線二塁打を放ち、二塁手ソラルテ(右)に祝福されるマーリンズのイチロー
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ナ・リーグ マーリンズ3―6パドレス

(6月15日 サンディエゴ)
 相手チームにも特別な思いでイチローの記録更新を見守った関係者がいた。

 オリックス時代の同僚で、現在パドレスにコーチ留学している日本ハムの中嶋聡ゼネラルマネジャー(GM)特別補佐は、この3試合は打撃練習中に何度も言葉を交わしたという。「そんなに変わることなくしていた。(更新に立ち会えて)ありがたいです。まだ(メジャー通算)3千本もあるのでこっちも盛り上がるでしょうね」とエールを送った。

 2007年に日本ハムに在籍したアンディ・グリーン監督も感慨深げ。「彼が記録更新した同じグラウンドにいて、相手チームを指揮していたと孫子の代まで語り継ぐことができる。全てが特別だった」と笑顔で話した。

 ▼パドレス・斎藤隆編成本部付インターンの話 今日はめちゃくちゃ興奮していたのでみんなに笑われた。(先発ペルドモは)絶対に良くなるからGMに残してくれとお願いしていた投手だった。勝手に運命的なものを感じている。(共同)

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