巨人新1、2番コンビが躍動 ドラ5山本初スタメン打&橋本到全得点絡んだ

[ 2016年6月16日 05:30 ]

<巨・楽>初回無死、右前打を放つプロ初スタメンの山本。投手・川井

交流戦 巨人3―2楽天

(6月15日 東京D)
 巨人の新1、2番コンビが勢いを呼んだ。2番の橋本到は3回に先制の右越え1号2ランを放つと、9回先頭では右前打で出塁し、サヨナラ劇をお膳立てした。

 「甘いボールは積極的にいこうと。しっかり捉えられた」。1月の右ふくらはぎ肉離れなどで出遅れ、12日に1軍昇格したばかりの8年目は「若手と言われる年じゃないし、出遅れた分を取り戻したい」と話した。

 プロ初スタメンで「1番・二塁」に抜てきされたドラフト5位ルーキーの山本は初回に右前打。6回には岡島の一、二塁間のゴロをダイビングキャッチするなど、本来は遊撃手ながら不慣れな二塁も無難にこなした。それでも「もう1本打ちたかった」と貪欲だ。最近6試合で6通り目となった1、2番の組み合わせ。高橋監督は橋本到については「それくらいの力のある選手」、山本には「彼にとってはいい経験だし、チャンス」とした。 (春川 英樹)

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2016年6月16日のニュース