オリ 敗戦も光明 東明が8回途中3失点「勝負できていた」

[ 2016年6月11日 05:30 ]

<オ・D>7回1/3を7安打3失点だった東明

交流戦 オリックス1―3DeNA

(6月10日 京セラD)
 淡々と回を重ねた。オリックスは6回2死二塁、T―岡田の中前適時打で同点としたが、DeNA投手陣から1点を奪うのがやっと。

 福良監督は「久保の投球術にやられた」と苦虫をかみつぶすだけだった。

 敗戦の中のわずかな光明は先発・東明の力投だった。序盤から力ある直球を主体に攻撃的な投球を展開。8回1死満塁、筒香に決勝の右前2点打を浴びたが、今季自己最長の7回1/3を投げ、7安打3失点と試合を作った。指揮官は「ストライクゾーンで勝負できていたし、ボールの力も出てきている」と次回登板への期待を口にした。

 先発陣の柱の金子がこの日、右肩痛のため出場選手登録を抹消。軽症の見込みだが、現時点で復帰時期のメドは立っていない。「調子自体は良かった」と話した東明の奮闘が巻き返しへの絶対条件となる。 (桜井 克也)

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2016年6月11日のニュース