プロ野球 東京五輪中の公式戦中断を検討 開幕前倒しの対応策も

[ 2016年6月6日 21:40 ]

 日本野球機構(NPB)とプロ野球12球団は6日、東京都内で開かれたプロ野球実行委員会で、東京五輪開催中の公式戦中断を視野に2020年の日程について協議した。

 NPBの井原敦事務局長は「中断ではないでしょうかという検討の仕方になる」と話し、7月4日の次回実行委で方向性をまとめ、同11日のオーナー会議での承認を目指す方針を示した。

 東京五輪では追加種目で野球・ソフトボールの採用が有力視される。プロ野球の中断期間としては、野球・ソフトボールの実施中や五輪期間全体などの案があり、公式戦開幕の前倒しやクライマックスシリーズと日本シリーズの間隔を詰めるなどの対応策を検討している。

 熊崎勝彦コミッショナーは「五輪は国民的なインパクトを持った大会。プロ野球界としても最大限協力する」と話した。

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2016年6月6日のニュース