2度の乱闘騒ぎの末に…ヤク今季初5連敗 指揮官「現実受け止め…」

[ 2016年6月5日 17:40 ]

<ヤ・オ>5連敗の真中監督

交流戦 ヤクルト9―14オリックス

(6月5日 神宮)
ヤクルトが今季初の5連敗で借金は9に膨らんだ。

 打線は山田、畠山、雄平に1発が飛び出すなど15安打で9得点。敗因は今季初の14失点と打ち込まれた投手陣の乱調だ。先発の原樹がTー岡田に3ランを浴びるなど4回で自己ワーストタイの8失点KO。試合も荒れた。原樹が2回に小谷野の右手首に直撃する二者連続死球を与えると、小谷野が激高してマウンドに詰め寄り両軍がベンチから飛び出した。7回も1死一、二塁でバレンティンが遊ゴロ併殺打に倒れた際に一塁走者・山田のスライディングが危険だと三塁ベンチから風岡内野守備走塁コーチが三塁コーチャーの福地外野守備走塁コーチに詰め寄り、再びマウンドに両軍が駆け寄りもみ合いになった。

 2度の乱闘騒ぎで後味の悪い負け方に、真中監督も「現実をうけとめてやるしかない。(原樹は)他のファームのメンバーと比べるとね。現状では」とファーム降格させず、次回も先発登板させる方針を語った。

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2016年6月5日のニュース