DeNA 筒香サヨナラ弾、オリしぶとく連勝 阪神メッセ快投5勝目

[ 2016年6月4日 18:12 ]

<神・西>力投する阪神先発のメッセンジャー

 プロ野球は4日、交流戦のデーゲーム6試合が行われた。

 リーグ首位同士のソフトバンクと広島の一戦は、3回にソフトバンクが内川の適時打で先制すると広島は4回に松山の内野ゴロの間に同点に追いついた。5回終了時に降雨中断となりそのままコールドゲームで引き分けた。巨人が勝ったため2位に後退した。

 巨人は日本ハムに初回3点先制されるがその裏に長野の内野ゴロの間とクルーズの6号3ランで逆転、同点とされた6回には阿部が2号ソロを放って勝ち越した。3回無失点の2番手宮国が今季初勝利。チームは6連勝で首位浮上した。日本ハムは先発メンドーサが乱れ、初回のリードを守れなかった。

 阪神は西武の先発多和田から初回に福留の適時打、ゴメスの犠飛で2点を先制すると3回には高山の適時打、今成の適時二塁打で2点を加えた。先発メッセンジャーは7回1失点の好投で5勝目を挙げた。西武の新人多和田は4度目登板もプロ初勝利ならず。

 オリックスはヤクルトと対戦、同点に追いつかれた直後の6回、代打中島の適時二塁打で勝ち越すと7回には糸井の8号ソロでリードを広げた。先発山崎福が5回途中で降板した後は6人のリレーでしのぎ切った。ヤクルトは先発山中が6回途中5失点で踏ん張り切れなかった。

 楽天は中日と対戦、初回無死一、二塁から先発大野の失策と2つの内野ゴロの間に3点を先制、先発釜田が6回を無失点に抑え、青山、ミコライオ、松井裕が1回ずつを無失点でリレーし連勝を飾った。中日は序盤に得点機を生かせず零敗、3連敗を喫した。

 DeNAはロッテに4点をリードされた4回、筒香の13号3ランとロペスの14号ソロで追いつき、延長10回に再び筒香の14号サヨナラで決着をつけた。ロッテは先発チェンがリードを守れず、最後も西野が一発を浴びた。

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