ソフトB、首位対決制す、巨人今季初5連勝 西武大勝、楽天粘り勝ち

[ 2016年6月3日 22:15 ]

3回、1死、3者連続本塁打を放った松田(左端)を迎える(右から)柳田、内川

 プロ野球は3日、交流戦のナイター6試合が行われた。

 両リーグ首位同士の対決はソフトバンクが同点の3回に柳田、内川、松田の3者連続本塁打が飛び出して3点を勝ち越し、リードを広げ、先発東浜が7回途中1失点の好投で守り切った。東浜は無傷の4勝目。広島は黒田が4本塁打を浴び3敗目を喫した。

 巨人は日本ハムと対戦、初回に長野の適時打で先制すると5回には坂本の12号3ランで加点、投げては先発菅野が6回を除いて毎回走者を出しながらも要所を締め、7回1失点で5勝目を挙げた。日本ハムは1点差まで迫ったが及ばなかった。

 西武は阪神先発岩貞から3回にメヒアが18号満塁弾を放って先制すると、1点差に迫られた5回に栗山の適時三塁打、6回には鬼崎の適時内野安打などで加点しリードを広げて快勝した。先発バンヘッケンが5回途中で降板したが、リリーフ陣が踏ん張った。阪神は岩貞が6回途中9失点で試合をつくれなかった。

 楽天は中日と接戦となったが、同点の7回に代打銀次、岡島の適時打で勝ち越し、そのまま押し切った。先発塩見が6回1失点で3勝目を飾った。中日は2回に福田の犠飛で追いついたが、その後は打線がつながりを欠いた。

 DeNAはロッテ涌井を攻め初回にロペスの適時打で先制すると4回には敵失で1点を追加した。投げては先発久保康が8回途中1失点の好投で2勝目を飾った。ロッテ先発涌井は7回1失点と粘りを見せたが援護がなかった。

 オリックスはヤクルトに逆転され1点を追う8回、ボグセビックの適時2点二塁打と伊藤の適時打で逆転、その後リリーフ陣が反撃を1点に抑えて交流戦今季初勝利を飾った。ヤクルトは一度は逆転したが、救援陣が踏ん張れなかった。

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