ブラッグス氏 20年ぶりハマスタ、1打席対決で左前打 乱闘?も

[ 2016年6月3日 18:06 ]

<D・ロ>試合前、1打席対決をした前田幸長氏(左)からピンボールを投げられたブラッグス氏はマウンドに駆け出す

交流戦 DeNA―ロッテ

(6月3日 横浜)
 横浜スタジアムで行われたDeNAvsロッテの試合前に「伝説のOB 1打席対決」が行われた。

 横浜時代の93年から4年間在籍し、通算で打率・300、91本塁打、260打点をマークしたグレン・ブラッグス氏(53)が20年ぶりに同球場に凱旋し、ロッテOBの前田幸長氏(45)と真剣勝負を行った。注目の1球目は右打席に入ったブラッグス氏の背中を通過する投球で両者が険しい表情で歩み寄って「乱闘」を予感させたが、握手して仲直り。その後は2ボール2ストライクからの6球目、110キロの直球を左前に落とし、ブラッグス氏に軍配が上がった。

 ブラッグス氏は球団を通じ「きょうのことをすごく楽しみにしていました。現役当時、グラウンドに立つときはファンのためにいいファイトを見せようとプレーしていましたが、時々それが度が過ぎることがありました(笑)。きょうもいいファイトを見せられたでしょうか(笑)。がんばれベイスターズ、応援しています」とコメントした。

 また、前田氏は「普段から子どもたちに野球を教えているので、ボールを投げることは久々ではないのですが、こうしてプロ野球のマウンドに立つのは、引退後、初めてだったので緊張感がありました。やっぱりプロ野球のマウンドは良いですね。できれば、もう一度立ちたいな、と思いました」と1打席対決を振り返った。

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