大リーグ機構 電子機器での守備位置確認はOK 印付けはNG

[ 2016年6月3日 09:49 ]

外野の守備に就くドジャースのペダーソン (AP)

 米国のFOXスポーツは2日、ドジャースが外野手の守備位置を確認するためにGPSなどを使用しているとメッツが大リーグ機構に抗議した件で、同機構は特に問題視することはせず、処分を科さないと報じた。

 ドジャースはメッツの本拠地シティ・フィールドで5月27日から3連戦を行ったが、外野手の守備位置を決める目的で試合前にレーザー距離計を使用。ルールでは、iPad以外、試合中の電子機器の使用は禁止されているが、メッツはこのドジャースの試合前の準備が果たして適当なものであったか大リーグ機構に伺いを立てた。

 しかし、機構側は試合中でない限り、電子機器の使用は問題なしと判断。ただ、守備位置を確認するだけで、グラウンドにペイントしたり、ゴルフのティーなど物を置いたりして目印をつることはルールに抵触するため、認められないと全球団に通達したという。

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2016年6月3日のニュース