“ラミ流”機動力で「計画通り」DeNA交流戦白星発進

[ 2016年6月1日 10:50 ]

<西・D>5回1死一塁、盗塁する梶谷

交流戦 DeNA5-2西武

(5月31日 西武D)
 「ラミ流」の機動力野球で交流戦の白星発進を決めた。DeNAは足を絡めた攻撃で得点を重ねて、西武に快勝。ラミレス監督は「計画通りにスモールベースボールができた。選手たちがいい仕事をしてくれたね」と笑顔を見せた。

 初回1死から桑原が四球で出塁し、続く宮崎の初球に二盗に成功。宮崎の右越え先制二塁打を呼んだ。4―0の5回にも死球で出塁した梶谷が二盗を決め、筒香の中前適時打で5点目。「パ・リーグの投手は良い投手が多いので積極性がキーになる」。指揮官のイメージ通りに選手が動いた。

 昨季は首位で交流戦を迎えながら3勝14敗1分けと失速したが、今季は理想の野球で白星スタートだ。勝率5割復帰でセ2位タイに浮上し、ラミレス監督は「大きな意味のある1勝」とうなずいた。今年のDeNAはひと味違う。(中村 文香)

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2016年6月1日のニュース