著名人裁判での説諭 のりピーに「残念ながら事件と裁判は現実」

[ 2016年6月1日 08:40 ]

清原被告が入った六本木のビル周辺には大勢の報道陣が集まった

清原和博被告判決公判

(5月31日 東京地裁)
 【著名人裁判での説諭】

 ▼読んでみたい 07年9月、大麻事件で有罪判決の作家嶽本野ばら氏に「すべてを失ったというが、文筆家としての才能が残っている。薬物の害悪を啓蒙(けいもう)する作品を書きたいと言っているが、裁判所も読んでみたい」。

 ▼事件と裁判は現実 09年11月、覚醒剤事件で有罪判決の女優酒井法子に「ドラマや映画でいろいろな役をしてきたと思うが、残念ながら事件と裁判は現実です」。

 ▼残念 10年3月、覚醒剤事件で実刑判決の元「光GENJI」の赤坂晃に「一世を風靡(ふうび)したアイドルグループの元メンバーに実刑判決を言い渡すのは残念。地道に真面目に努力して更生してほしい」。

 ▼自分本位でごう慢 14年9月、覚醒剤などの薬物事件で有罪判決の歌手、ASKAに「家族や関係者を犯罪という形で裏切った。社会のルールや周囲の人たちをかえりみる姿勢はなく、自分本位でごう慢な考え方が見受けられる。大切なものは何か、考え直して」。

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2016年6月1日のニュース