今年の交流戦はセ界の意地見せる!梶谷が丸が闘志メラメラ

[ 2016年5月31日 05:38 ]

ポーズをとる(左から)DeNA・梶谷、広島・丸、巨人・長野、ソフトバンク・長谷川、ロッテ・鈴木、西武・炭谷

 「日本生命セ・パ交流戦」の開幕会見が30日、都内のホテルで行われ、両リーグから6選手が出席。DeNAの梶谷が「昨年コテンパンにやられた。やり返したい」と言えば、広島の丸は「今年は貯金をつくる」とセ・リーグ勢が闘志を燃やした。

 今年で12年目を迎える交流戦は過去パ・リーグ球団が9度の1位。セは昨季も44勝61敗3分けと大きく負け越した。特に貯金10の首位で交流戦を迎えたDeNAは3勝14敗1分けと大失速。梶谷は「昨年セが負けたのはウチのせい。最低2桁10勝は狙う」と意気込んだ。今年は最大11あった借金を5月の15勝5敗1分けの驚異的な勝率で1まで減らして臨む。昨年の二の舞いにはならない。

 今季セの首位を走る広島も同じ思いだ。丸は「(選手は)パに負けたくない。昨年ソフトバンクに勝ち越したのはウチだけ。自信を持ってやりたい」と、パの首位球団に対抗心を燃やした。会見でパの選手に司会者が「セとの試合は楽ですか?」と質問。リーグの意地を刺激した。セの好調2球団が交流戦を盛り上げる。

◇交流戦通算勝敗(05~15年)◇ 
(1) ソフトバンク 167勝104敗11分 勝率.616
(2) 日本ハム 150勝122敗10分 勝率.551
(3) ロッテ 147勝121敗14分 勝率.549
(4) 巨人 147勝126敗 9分 勝率.538
(5) 中日 140勝132敗10分 勝率.515
(6) 西武 138勝138敗 6分 勝率.500
(6) 阪神 136勝136敗10分 勝率.500
(8) オリックス 136勝138敗 8分 勝率.496
(9) ヤクルト 132勝143敗 7分 勝率.480
(10)楽天 127勝151敗 4分 勝率.457
(11)広島 114勝158敗10分 勝率.419
(12)DeNA 105勝170敗 7分 勝率.382

◇交流戦両リーグ勝敗◇ 
年度 セ勝  分  パ勝  
05 104(7)105
06 107(1)108
07  66(4) 74
08  71 ―  73
09  70(7) 67
10  59(4) 81
11  57(9) 78
12  66(11)67
13  60(4) 80
14  70(3) 71
15  44(3) 61

計 774(53)865

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