中日 小笠原、交流戦“開幕投手”に高ぶる「しっかり投げたい」

[ 2016年5月30日 18:49 ]

31日のソフトバンク戦に先発する中日・小笠原はキャッチボールで調整

 中日のドラフト1位新人、小笠原が31日のソフトバンク戦(ヤフオクドーム)で先発としてプロ初登板する。30日に予告先発で発表された。交流戦の“開幕投手”に抜てきされた昨夏の甲子園優勝投手は「やるだけなので、しっかり投げたい」と気持ちを高ぶらせた。

 30日は福岡入りし、デビューの舞台となる敵地で練習。球場入りするとマウンドを確認し、ダッシュなどで調整した。

 中継ぎとして24日に昇格してから登板機会がなかったが、先発枠が空いてチャンスが巡ってきた。29日に森ヘッドコーチから告げられたそうで「最初は何のことかと思った」と驚いたという。

 ことしの高卒新人投手では一番乗りで1軍のマウンドに立つ。2年連続日本一の王者へ挑む初陣に谷繁監督は「思い切りぶつかっていけばいい」と期待し、小笠原は「日本一強いチーム。打たれて当たり前と思って、思い切り投げたい」と覚悟を口にした。

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2016年5月30日のニュース