岩貞、巨人戦初登板でプロ初完投&初完封「気持ちいい 鳥肌立った」

[ 2016年5月27日 21:32 ]

<巨・神>巨人打線を完封した岩貞(右)は香田コーチと笑顔で抱き合う

セ・リーグ 阪神1―0巨人

(5月27日 東京D)
 阪神の岩貞祐太投手(24)が27日、東京ドームで行われた巨人8回戦に先発登板。9回で126球を投げ、散発3安打で巨人戦初先発をプロ初完投初完封で飾り、チームの連敗を2で止めた。岩貞は今季4勝目(2敗)。敗れた巨人は今季初の6連敗で借金生活に突入した。

 試合前までの防御率が1・03とセ・リーグ2位の岩貞は、同0・61で1位の巨人先発・菅野との投げ合い。阪神が初回、1死一、二塁から敵失絡みで先制すると、この虎の子の1点を岩貞が守り切った。4回には重信、坂本に連続四球を与えて無死一、二塁としたが、クルーズを併殺打に仕留め、長野敬遠でさらに2死一、三塁と続いたピンチも岡本を空振り三振に斬って取り、無失点。このピンチを切り抜けると、5回以降は三塁も踏ませない投球でプロ3年目にしてうれしい初完投&初完封勝利をものにした。

 「気持ちいいです」と巨人戦での快挙に笑顔を見せた岩貞は「初回に1点を取ってもらったので“この1点を守れば勝てる”と自分に言い聞かせて投げた」とキッパリ。プロ3年目での初完投&初完封の瞬間を「鳥肌が立ちました」と振り返ると、敵地に詰めかけた虎党からその声をかき消すような大歓声が上がった。「初回はちょっと緊張してしまったが、その後は守備にも助けられながらなんとか9回までいきました」。プロでは“未知”の9回を投げ抜き、汗をぬぐった。

 岩貞の力投で、阪神は巨人を抜いて3位に浮上。「3タテして、いい勢いで交流戦にと思っています」。岩貞の言葉が敵地・東京ドームに響いた。

 

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