広島　菊池弾＆鈴木弾　チーム本塁打は12球団最多53本

＜広・巨＞２回１死、鈴木が左越えに連夜の６号勝ち越しソロを放ちナインとハイタッチ

セ・リーグ 広島３―２巨人

（5月26日 マツダ）
　強力打線が一発の威力を見せつけた。１点を追う初回、１死から広島・菊池が左翼へ同点の５号ソロ。

　２回には鈴木が一時は勝ち越しとなる６号ソロを左翼バルコニー席の看板にぶち当てた。２試合連発弾に「しっかり反応できた。いいスイングができた」。プロ４年目。シーズン本塁打は昨季の５本が最多だが今季は５０試合目にしてそれを上回った。チーム本塁打は１２球団最多の５３本。緒方監督も「接戦を勝ったのは大きい」と喜んだ。

　▼広島・安部（６回１死満塁で決勝の右犠飛）内角直球が来ると思った。７番打者はアンパイ（安全牌）と思われないよう、ここで打ってヒーローになってやると思っていた。