金本監督「毎回ヒヤヒヤ」劇場 球児押し出し&マテオあわやの大飛球

[ 2016年5月25日 06:25 ]

<ヤ・神>9回無死二、三塁のピンチに、ロジンを叩きつけるマテオ

セ・リーグ 阪神7―5ヤクルト

(5月24日 神宮)
 自身への怒りも込められていたのか。試合終了後は、足早にクラブハウスへと引き揚げた。阪神・マテオが1点を失いながらも、13日DeNA戦以来となる11セーブ目をマーク。コメントもさすがに歯切れが悪かった。

 「絶好調ではないが、良くなってきている」

 最後は思わず、最悪の展開も頭をよぎった。7―5の9回2死一、三塁からバレンティンの打球は右翼後方へ。あわやスタンドインかという大飛球だったが、何とか右飛に仕留めた。能見が先発し、2点差を追いつかれた15日のDeNA戦から3試合連続でセーブに失敗。左足を痛めるなど体調は万全ではなかったものの、3イニングを投げきった3月31日以来となる神宮のマウンドを浮上のきっかけとしたい。

 「押し出しはないですね。徐々に、徐々にいければ。勝てば全然OKですけど」

 5―3の8回から登板した藤川も苦しんだ。北條の失策に連続四球が絡み無死満塁の大ピンチ。何とかバレンティン、雄平は退けたものの、畠山には押し出し四球を与えてしまった。前回の在籍時を含めリリーフへ転向して以降の押し出しは2011年8月5日のヤクルト戦以来、自身3度目という珍事。試合後は勝利の余韻に浸ることなく猛省した。

 金本監督は言う。「毎回ヒヤヒヤ。たまにはスンナリ勝ちたいね」。執念リレーで逃げ切った1勝を無駄にはできない。(森田 尚忠)

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