広島エルド 首位固め2発4安打 チーム打率&本塁打は12球団トップ

[ 2016年5月25日 06:05 ]

<広・巨>8回無死一塁、エルドレッドが左越えにダメ押しの14号2ランを放つ

セ・リーグ 広島6―0巨人

(5月24日 マツダ)
 三塁打など眼中にない。それほど強烈な打球だった。8回無死一塁。広島・エルドレッドのバットから放たれた白球は左翼席のはるか上空を越え、防球ネットを直撃。推定飛距離140メートルの14号2ラン。その行方を見届けた主砲は満足げにゆっくりと走りだした。

 「(サイクル安打は)ノーチャンス。キョウ、チョット、(足が)イタイね」。大歓声が降り注ぐ本拠地のお立ち台。日本語でそう話すと「本塁打はでかいほど気持ちがいい。その意味で、いいアーチだったね」と笑った。

 圧巻だった。まずは2回に右中間二塁打。4回2死では、左中間の2階看板を直撃する130メートルの13号ソロだ。これが14試合、54打席ぶりの一発。そして6回の左前打を挟み、8回を迎えた。日米通じて12年のタイガース時代に1本しか打っていない三塁打なら、サイクル安打。しかし助っ人は両足裏痛を抱えている。全力疾走が難しければ、ゆっくり走ればいい。「サイクル超え」の驚弾。2位・巨人との首位決戦で、相手を奈落の底に突き落とした。

 「きょうは両親が遠いところから来てくれて、自分のプレーする姿を見てくれた。その中でホームランを打てた。本当に良かったよ」。母国・米国から父・ジムさん、母・シンディさんが来日。スタンドから声援を送ってくれていた。愛するファミリーの前で2発。さらに今季2度目の4安打で、打率・378と再びリーグトップに躍り出た。

 チーム打率・277、49本塁打はいずれも12球団でNo・1。その中心にいるエルドレッドは「みんな、いいスイングをしている。その流れに乗って打てたよ」。連勝で貯金5とし、2位・巨人とのゲーム差を1・5に広げた。さあ、ここから一気の首位固めに入る。

 ▼広島・丸(5回に2試合連発の9号2ラン。リーグトップタイの38打点)前の打者がいいからこそ、得点圏が多くなる。必然的に打点も増える。

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