広島ジョンソン 球団17年ぶり2戦連続完封 マエケン式練習生きた

[ 2016年5月25日 05:30 ]

<広・巨>完封勝利にガッツポーズのジョンソン

セ・リーグ 広島6―0巨人

(5月24日 マツダ)
 9回2死一塁、アンダーソンを128球目のカットボールで空振り三振に抑えた広島・ジョンソンは力強く左拳を握った。リーグ単独最多の6勝目。米国時代を通じて自身初体験という2試合連続完封は広島の外国人投手として史上初の快挙になった。

 「疲れました。チームがライバルの巨人に勝ったのがうれしい」

 巨人打線に三塁ベースを踏ませなかった。唯一の窮地は7回。無死一、二塁に走者を背負ってから圧巻だった。村田は果敢に胸元を攻め抜き、最後は内角低めへ切れるカットボールで空振り三振。アンダーソンも空振り三振に仕留め、大田も遊ゴロに退けた。

 「あのイニングを抑えられなければ、ゲームの流れが向こうに行っていたかもしれない。特別、気持ちを入れ直したというわけではなかったけど、抑えられてよかった」

 前回17日のヤクルト戦と今回。登板前日の調整では発泡スチロール製の球を使ってキャッチボールした。昨季までの同僚で今季からドジャースへ移籍した前田の調整法にならった。「マエケンがやっていた練習を取り入れたんだ。ボールをきつく握ってしまうとワンバウンドさせてしまうし、リリースがしっかりしてないと、球が真っすぐにいかないから」。来日1年目で最優秀防御率に輝いた昨季の実績に甘えず、さらに進化を目指す姿勢が頼もしい。

 首位の座を守った快投は緒方監督も絶賛させた。「力のあるボールを見せてくれた。いいピッチングを見せてくれた」。セ・リーグ5球団で唯一負け越している巨人を圧倒。2週連続で6連戦の初戦に救援陣を休ませた。単なる1勝以上の意味を持つ白星だった。 (柳澤 元紀)

 ≪プロ野球記録は43年藤本英(巨)の6試合≫ジョンソン(広)が17日ヤクルト戦に続く完封勝利で今季6勝目。広島投手の2試合連続完封は99年5月26日巨人戦、6月2日ヤクルト戦で紀藤がマークして以来17年ぶり。チームの外国人ではジョンソンが初めてだ。連続試合完封のプロ野球記録は43年藤本英(巨)の6試合、セ記録は62年小山(神)の5試合だが、広島では2試合が最多。次回登板で3試合連続の球団新記録に挑戦する。

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