マエケン１カ月勝利なしも…復調の兆し「感触良くなった」

パドレス戦に先発したドジャースの前田（ＡＰ）

ナ・リーグ ドジャース９―５パドレス

（5月22日 サンディエゴ）
　ドジャースの前田健太投手は２２日（日本時間２３日）、パドレス戦に先発したが、５回４安打４失点で今季４勝目はならず。４月２３日のロッキーズ戦以来１カ月白星から遠ざかっているが、試合後は「だいぶ感触は良くなった」と手応えを口にした。

　４回まで許した走者は２回の死球の１人だけ。メジャー初陣を飾ったサンディエゴで久々の勝利へ快投を見せていたが、５回に突如崩れた。１死三塁から７番ベタンコートの中前適時打で先制点を許すと、２死一塁から投手のレイにも安打を打たれて傷口を広げ、満塁から不運な走者一掃三塁打を浴びてさらに失点。６回の攻撃で代打を送られ、２試合連続４イニングで降板した。

　チームは延長１７回、今季メジャー最長となる５時間４７分の死闘を制して連敗をストップ。前田は「結果が全てなので４失点というのは良い投球とはいえない。チームは勝ったけど、自分としてはいいとは言えない」と反省しつつも、「真っすぐも良くなって、今後につながると思う」と話していた。