明大が38度目V エース・柳が好投 立大は今世紀初優勝逃す

[ 2016年5月23日 13:17 ]

<明大・立大>負傷欠場した佐野のユニホームを手に歓喜の輪に飛び込む柳主将

東京六大学野球春季リーグ戦第7週3回戦 明大3―1立大

(5月23日 神宮)
 東京六大学野球の春季リーグ第7週3回戦が23日、神宮球場で行われ、明大が3―1で立大を下し、3季ぶり38度目の優勝を決めた。

 21日の1回戦を2―0で先勝した明大は、前日の2回戦は2―5で敗れて1勝1敗のタイとされ、この日の3回戦で勝った方が優勝となる頂上決戦だった。明大は6月6日に開幕する全日本大学選手権に出場する。
 
 明大は1回戦で4安打完封勝利を挙げたエース右腕・柳裕也投手(4年、横浜)が中1日で先発。試合が動いたのは0―0で迎えた6回。2死二塁から逢沢崚介外野手(2年、関西)が左中間へ前進守備を敷いていた外野の頭を越える先制適時打を放つ。7回に一度は同点に追いつかれたが、その裏の攻撃で柳の代打・宮崎新内野手(3年、履正社)と加勢一心外野手(4年、札幌第一)の連続適時打で2点を勝ち越した。

 8回からは星知弥投手(4年、宇都宮工)が救援登板し、そのまま逃げ切った。主将兼エースの柳はリーグ単独トップの6勝目を挙げて優勝を飾った。

 立大は3日連続の先発となった田村伊知郎投手(4年、報徳学園)が7回途中3失点と力投をみせたが、あと一歩及ばず、33季ぶりとなる今世紀初優勝を逃した。

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2016年5月23日のニュース