横浜、石川完投で準々決勝進出 主戦の意地見せた

[ 2016年5月23日 05:30 ]

<横浜・高崎健康福祉大高崎>2失点完投と力投した横浜・石川

春季高校野球関東地区大会 横浜3―2高崎健康福祉大高崎

(5月22日)
 第68回春季関東地区高校野球大会は22日、群馬県の高崎城南球場などで2回戦6試合が行われた。横浜(神奈川1位)は高崎健康福祉大高崎(群馬2位)に3―2で競り勝ち、準々決勝に進出。左腕・石川達也投手(3年)が7安打されながらも2失点で完投し、逆転勝利を呼び込んだ。

 横浜は今春から背番号1を背負う石川が主戦の意地を見せた。3回に自身のけん制悪送球を含む2失策が絡んで失点したが、その後は連打を許さない。3―1の9回に1点差に詰め寄られたが「負けると夏への課題が多く残ってしまう」と気合を入れ直し、リードを死守した。同僚で今秋ドラフト候補の右腕・藤平と比較されることが多いが「夏は1番を譲りたくない」と負けん気をのぞかせた。注目の大型1年生野手・万波の出番はなかった。

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2016年5月23日のニュース